川がなく、不毛の地とされた三本木原台地。太素祭は、三本木原開拓への感謝を捧げる祭りです。それは奇跡の開拓によるものであり、稲生川の開削が礎となっています。さて、開拓の祖・新渡戸 傳(つとう) が愛した『太素塚(たいそづか)』。太素祭は、太素塚で明治5年(1872年)から行われています。現在は稲生川上水を記念する5月4日を中日に、5月3日~5月5日が開催期間です。歌・踊り、伝統芸能などの奉納や出店。また、開拓の歴史を学ぶ展示、史跡見学会など各種催事を行います。ぜひお出でくださいますと幸いです。 掲載資料写真は新渡戸記念館所蔵品及び掲載許可取得済みです